空調・衛生設備工事とは
目的
私たちの生活の快適性や工場などにおける生産性の向上のため室内の空気環境を良好に維持すること、また人の生活に欠かせない水を衛生的に利用することが必要です。
これらの設備が空気調和設備であり、給排水衛生設備です。
私たちは、地球環境へのやさしさを追求しつつ、これら快適な生活環境の創造を目指します。
空気調和設備
空気調和設備とは人が快適に過ごすため、温度、湿度、気流、空気清浄の大きな4要素をコントロールする設備です。
近年の快適空間の追求により、これらに臭気、化学成分また騒音や振動も含めたものを省資源、省エネルギーの観点に立って、実現する必要があります。
空調設備にはオフィス、病院、学校、商業施設等での対人空調を目的にするものと、半導体産業(クリーンルーム設備)、医療薬品製造業、食品工場での製造物に対し、要求の高い生産環境を必要とする産業(プロセス)空調があります。
衛生設備
生活の中には「飲む」水からトイレの排水など「出す」水もあります。
これらの衛生的な生活を支えているのが「給排水衛生設備」です。
建物及び敷地内において、給水、給湯、排水通気、衛生器具および排水再利用・雨水再利用に関連する水利用の諸設備の総称で、これらのほかに浄化槽・消火設備・ガス設備も含めます。
給排水設備はほとんどの場合、単独では存在せず、自然環境及びインフラストラクチャと密接関係する必要があります。
また、計画、設計においては省エネルギー、水域・土壌汚染などの自然環境を配慮したものを考える必要があります。